今回リリースの 4.20.0 にてExcelファイルのGrepをマルチプロセス化しました。これにより、他のExcelファイルを編集しながらの Grep が可能になります。
検索/置換のドロップダウンメニューより「Excelファイルのgrep(マルチプロセス版)」を選択します。
マルチプロセス版は起動に時間がかかるのでスプラッシュが表示されます。
Grepのオプションで、
「1シート目のみ検索対象とする」
「Grepでヒットしたセルから以下の相対位置のセルを取得」が選択できるようになりました。
検索したいシートが1つしかないとわかっている場合、検索速度が期待できるのと、検索位置の隣のセルを取得したい場合などに有効です。
また、以前からのバグで Grep結果の行を削除すると、ハイパーリンクのジャンプができなくなる不具合を修正しました。
加えて、シェイプの上位置合わせ、左位置合わせを追加。標準でも同様の機能があるのですが、より上にあるシェイプまたはより左にあるシェイプに合わせることになり、使い勝手がいまいちなので、サイズ合わせと同様に最初に選択したシェイプにあわせるようにしました。
最初に選択したシェイプに合わせて左端を合わせます。
最初に選択したシェイプに合わせて右端を合わせます。